伝統の芦安輪かんじき復活プロジェクト③
2013/12/15更新
伝統の芦安輪かんじきを復活させようと始まったプロジェクトも
いよいよ最終章となりました!!
前回曲げたヒノキの枝とミズナラの爪材を加工し組み立てる工程です。
今回は、ファンクラブの会員と一般の参加者10名での苦しくも楽しい作業
となりました。
※画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
本日の作業工程を聞くみなさん。「なんだ簡単そうじゃん」と思った
というHさん。その後の苦難をまだ知る由もなく…。
まずは、図面に従ってヒノキの枝の余分な部分を切り落とします。
慣れない作業ですが、女性陣も奮闘!
広がっている枝は、少し煮て柔らかくしたところで曲げます。
爪材がはまる部分を削ります。
丸い枝を削るのは、本当に大変でした。
同じように、爪材も削ります。今回はミズナラの木で。
小さいので加工がなかなか難しい。
工具類の扱いに慣れている方から教わりながら…
今回の一般参加者の中には熟練工のような腕前の方も!
枝と爪、両方削れたら組み合わせて…
針金で固定します。
これが!技術と力のいる難しい作業でした!
と、このような形に!お!いい仕事してますね~☆
後は麻縄を上手に巻きつけて…
完成しました~!!!
丸々1日を費やして、何とか無事形にすることができました。
この日一番苦労されたHさんは、「昔の人はこんなに苦労して
作っていたんですね。」と実感をこめて語っていらっしゃいました(笑)
皆さん、お疲れさまでした!!
さて!
輪かんじきは実用品ですから、使ってみなくてはいけませんね。
この輪かんじきは使い物になるか否か…。
今後の展開に、こうご期待!!