伝統の芦安輪かんじき復活プロジェクト②
2013/04/18更新
輪かんじきは、雪深い地域では欠かせない道具です。それぞれの地域の特性を生かして作られていたので、素材や形状は本当に様々です。芦安伝統の輪かんじきは桧の枝を使って作られていました。
そんな伝統の芦安ワカンを復活させようと始まったプロジェクトの第2弾!!
今回は桧の枝を輪かんじきの形に曲げるという作業を行いました。
※画像をクリックすると大きなサイズでご覧いただけます。
水につけておいたヒノキの枝を煮込みます。
これによって枝が柔らかくなり、曲げやすくなります。
柔らかくするのに2~3時間ほどかかりました。あっ、熱いっっ!
煮込んだ枝は皮がつるんっとむけます!
皮をむいたら、丸太の脇に固定して…
丸太のカーブに合わせて、ゆっくり、慎重に曲げていきます。
力を入れすぎると、バキッと…
上手く曲げられたら、針金で固定します。
最初は失敗作ばかりできてしまいましたが、徐々に職人のような手際に!
強情なヒノキの枝と1日格闘した結果、このようになりました!!
このまましばらく乾燥させます。さて、使える枝は何本あるのか…大変不安なファンクラブ会員でした。
おまけ…作業中に見学に来たカモシカちゃん♬