国際的な山岳観光を目指せ
東洋のツェルマット構想に登山基地の本質を。
平成12年5~6月 ヨーロッパアルプス研修実施
5月末から2週間、会員有志によるオリジナルヨーロッパアルパインツアー研修を実施。ツェルマット、シャモニ等の世界的な山岳観光地、登山基地を視察、4000m峰にも登頂し国際山岳観光の実態を体感して帰国する。
その後会員のニュージーランド、カナダ等の観光により登山基地のあるべき姿に「来訪者が何を求め、何を楽しみ、何を喜ぶか」が浮かびあがってきた。親切なビジターセンター、歴史を誇る山岳博物館、信頼のおけるガイド協会、整備された安全なトレッキングルート、過剰ではない快適な宿泊施設、さりげない環境への配慮、的確な情報、行動に伴う自己責任、それらに関る地域の人々のステータス感溢れる満足感。地元の人が楽しめなければいけない。