そばの会「甲斐ヶ峰庵」の誕生
地域の高齢者から活性化を
芦安地域には水田は少なく昔から蕎麦づくりが盛んであった。
しかし近年は蕎麦を作る人も少なくなり蕎麦は外で食べるものとなりつつあるが一方で蕎麦の人気は高まっている。
平成12年11月金山沢の紅葉祭りで、芦安地域にいる蕎麦が打てる人達にお願いし訪れた人々に提供。昔取った杵柄で普段家を出ることの少ないご婦人方も大喜び、加えて見事な手打ち蕎麦は大人気。蕎麦・うどんを2時間で250食も提供した。芦安地域の特産を提供しみんなに喜ばれることを知った。
平成13年5月の新緑祭りでは900食も提供。
祭り広場の屋台は独り舞台である。こんな環境の中で平成14年春、名人から若奥様の約20人によるそばの会「甲斐ヶ峰庵」がスタートした。修行を積み、手打ちにこだわる彼女達には自信もみなぎっている。現在は体験コーナーを設けて指導にも力を入れている。「芦安のそば」がこの地域の名物によみがえる日も間近い。